私の胃カメラ体験記とコツ!
私の胃カメラ体験記
胃カメラが初めての方や慣れない方へ少しでも参考になればと思います。
かれこれ胃カメラでの検査を幾度経験したのだろうか。
毎年の健康診断はバリウムではなく胃カメラ検査で慣れているはずですが、それでも検査前はなんとも言えないドキドキ感はあります。
さて40半ばで人生初の胃カメラの経験を思い出しますと、最初は冷静を装っていても心は緊張しまくりだったのを覚えています。
不安いっぱいのまま前日から食事制限をして、、
胃カメラ専用の部屋に連れて行かれ、看護師の方から事前説明と軽い麻酔など言われるがまま流れ作業のように始まりました。
いよいよ先生が入ってこられ、内視鏡の長いスコープを両手に取り出し、鼻からでお願いしていたので「右か左かどちらがいいですか?」と聞かれ、なんとなくその日の鼻の通りが良さそうな「では右で」とお答えして先端が入り始めました。
鼻は自分でも狭い方だからと心配していたのですが、途中でどうやらちょっと突っかかりだした様子で、
無理に突っ込むと鼻血が出てしまうだろうからと、「左も試しますね」と入れ替えてみたら、以外にすんなりと。
自分が思っている鼻通りとは違い、鼻道の形やその日の鼻の調子など入れてみないとわからないのは確かですね。
鼻を抜けて声帯当たりの食道の入口が難関のようで、そこを抜ければあの長い内視鏡のスコープを蛇使いのようにどんどん入っていき、
時々ピーっとカメラ撮影の音がしながらも検査は進んでいきます。
こんな貴重な体験はないと、目の前のモニターを凝視しながら食い入るように見てました。
きっと怖くて気持ち悪いから見たくもないって人も当然いるとは思いますが、涙が勝手に流れ、唾も飲みこまないように言われていたのでダラダラ流しながら、見たことのない世界を感激してみていましたね。ちょっと辛いなあと感じてきても看護師さんが背中をさすってくれたので少し落ち着けたのはとても助かりました。
そして胃に到達した模様、空気を送り込んで縮んでいる胃を膨らますようにお腹も心なしか膨らんでいるような感覚、
あら、何か丸いものがある、、、例のポリープだ!!
事前にバリウム検査の時にポリープがあり要検査と言われていたのでコレ!だとリアルに見えました。
映像で見る限り大きそうに感じたのですが、実際は5mm未満だと。
また胃に戻りながら、だんだん戻って来るように終盤へ
入り始めてから実質5分くらいだったか、でも感覚では10分くらいかかったような気持ちでしたね。
抜いていく作業は比較的早く、スルッと抜けていきあらもう検査終了なんだと一安心したのを覚えています。
先生から所見でいろいろ言われたのですが、特に「夜食とか食べたらすぐに横になったりはしてませんか?」
最近、胃の調子が良くないのは感じていたのですが、逆流性食道炎だと、ほかにもいろいろ、、、
後で検査結果が届き、「逆流性食道炎」「食道裂孔ヘルニア」「表層性胃炎」「びらん性胃炎」こんなにあるのかあ、、、
「胃底腺ポリープ」は良性といえど経過観察とのこと。
「軽度の異常を認めますが、日常生活には支障ありません。」と記載されているのが唯一の救いかと。
不摂生のないよう食生活にはほんと気を付けようと思いました。
①個人差はありますが、緊張や力みはオエーっとより嘔吐反射しやすくなる傾向があります。
一切力まずして完全脱力で、なすがままされるがままになるのが良いと思います。
②目を閉じるよりも目を開いて映像を見た方が意識が映像に向くので結果的に楽になりやすい。
③あごを引いてしまうと軌道が狭くなりスコープの通りが悪くなるので、できるだけあごを下げないよう視線は映像を見る姿勢が良いかと思います。
④唾は飲み込まないで恥ずかしがらずとにかく垂れ流すことですね。
コラム:胃カメラを受けるのに口か鼻どちらがいい?
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