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胃カメラを受けるのに口か鼻どちらがいい?


胃カメラを受けるのに経口と経鼻のどっちが楽と決まっているわけではなく、個人差やその日の体調にもよります。あくまでも傾向としてどちらが自分に合っているのか以下の3パターンを参考にしてください。
検査にあたり内視鏡を挿入しやすくするため、麻酔用ゼリーやスプレーを使用し、喉・鼻に表面麻酔をかけて検査を行いますのであまり苦痛を感じません。どうしても検査に不安な方は浅い鎮静剤※を行います。
スコープを挿入している検査時間は概ね5分から10分くらいです。

当院の胃カメラ(内視鏡)の方法

手法 メリット デメリット こんな方におすすめ
経鼻 鎮静剤なし ・オエッと嘔吐反射になりにくい
・検査中に会話が少しできる
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
・鼻の痛みや不快感を感じる
・まれに鼻出血がある
・鼻が狭い場合は経口に変更になる
・画像を見ながら説明も聞きたい人
・オエッと嘔吐反射になりたくない人
・検査後すぐに回復したい人
経口 鎮静剤なし ・鼻の痛みや不快感がない
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
・オエッと嘔吐反射しやすい
・血圧脈拍が上がりやすい
・検査中に会話できない
・鼻道が狭く通りにくい人
・オエッと嘔吐反射になりにくい人
・検査後すぐに回復したい人
経口 浅い鎮静剤あり※ ・ぼーっとしている間に終わる
・オエッと嘔吐反射になりにくい
・検査後に安静が必要
・車や自転車の運転はできない
・検査自体に不安がある人
・検査中の画像は見たくない人
・検査が辛いので楽になりたい人
・オエッと嘔吐反射になりやすい人
手法① 経鼻 鎮静剤なし
メリット ・オエッと嘔吐反射になりにくい
・検査中に会話が少しできる
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
デメリット ・鼻の痛みや不快感を感じる
・まれに鼻出血がある
・鼻が狭い場合は経口に変更になる
こんな方におすすめ ・画像を見ながら説明も聞きたい人
・オエッと嘔吐反射になりたくない人
・検査後すぐに回復したい人
手法② 経口 鎮静剤なし
メリット ・鼻の痛みや不快感がない
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
デメリット ・オエッと嘔吐反射しやすい
・血圧脈拍が上がりやすい
・検査中に会話できない
こんな方におすすめ ・鼻道が狭く通りにくい人
・オエッと嘔吐反射になりにくい人
・検査後すぐに回復したい人
手法③ 経口 浅い鎮静剤あり※
メリット ・ぼーっとしている間に終わる
・オエッと咽頭反射になりにくい
デメリット ・検査後に安静が必要
・車や自転車の運転はできない
こんな方におすすめ ・検査自体に不安がある人
・検査中の画像は見たくない人
・検査が辛いので楽になりたい人
・オエッと咽頭反射になりやすい人

内視鏡スコープは富士フィルム社製 しなやかな極細経の先端部径: 5.8mmを使用しております。
※当院で使用する鎮静剤の効果は、個人差もありますが、比較的緩やかなもので体感的には「ボーっと」する程度になります。
検査終了まで意識がなくなるような強い麻酔ではありません。どうぞご了承ください。

コラム:フタッフ胃カメラ体験記
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