アミノインデックス検査
5mlの血液でわかる 未来の健康状態
「がん」「脳卒中・心筋梗塞」「糖尿病」「認知機能低下」「アミノ酸レベル」を1回の採血だけで同時に評価します。
「現在がんである可能性」
「10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク」
「4年以内に糖尿病を発症するリスク」
「現在認知機能が低下している可能性」
「血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ」を評価します。
「胃がん」「肺がん」「大腸がん」「膵臓がん」「前立腺がん(男性)」「乳がん(女性)」「子宮がん・卵巣がん(女性)※1」「脳卒中・心筋梗塞※2」「糖尿病」「認知機能低下※3」のリスクを1回の採血(約5ml)で評価が可能。
※1 子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんである可能性について評価することができますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。
※2 脳卒中と心筋梗塞は、2つ合わせてAILS(脳心疾患リスク)として評価されます。
※3 AILS(認知機能低下)を受診されるかどうかは、ご自身でお選び頂けます。なお、49歳以下の方は選択できません。
アミノインデックスの特徴
- 血液中のアミノ酸濃度測定による全く新しいタイプの検査です。
- 一度の採血(5ml)で、複数のがんを同時に検査できます。
- 早期がんにも対応した検査です。
- 採血による簡便な検査であり、健康診断で同時に受診できます。(検査のみの受診も可能)
期待される活用分野
アミノインデックスは少量の血液サンプルで短時間に健康状態を調べられるというメリットがあり、健康チェックや病気の診断ができる可能性もあります。今後、自覚症状が出にくく発見しづらい生活習慣病などの検査での活用が期待されています。
また病気を治療中の患者さんに対しても、アミノインデックスで症状の変化を察知し、適切な処置に役立ててもらえるような研究も進んでいます。(引用元:www.ajinomoto.co.jp)
がんリスク検査への活用
この検査は、胃、肺、大腸、膵臓、前立腺(男性)、乳腺(女性)、子宮・卵巣(女性)について、現在がんである可能性を一度の採血で評価でき、その簡便さから全国的に広がりを見せてきています。(引用元:www.ajinomoto.co.jp)
検査項目 | 評価内容 | 対象年齢 | |
---|---|---|---|
男性 | AICS(5種) | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん | 25歳〜90歳 |
前立腺がん | 40歳〜90歳 | ||
AILS(脳心疾患リスク) | 10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク | 30歳〜74歳 | |
AILS(糖尿病リスク) | 4年以内に糖尿病を発症するリスク | 20歳〜80歳 | |
AILS(アミノ酸レベル) | 血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ | ||
AILS(認知機能低下) | 現在認知機能が低下している可能性 ※AILS(認知機能低下)については49歳以下の方は選択できません。 |
50歳〜100歳 ※ | |
女性 | AICS(6種) | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん | 25歳〜90歳 |
子宮がん・卵巣がん | 20歳〜80歳 | ||
AILS(脳心疾患リスク) | 10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク | 30歳〜74歳 | |
AILS(糖尿病リスク) | 4年以内に糖尿病を発症するリスク | 20歳〜80歳 | |
AILS(アミノ酸レベル) | 血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ | ||
AILS(認知機能低下) | 現在認知機能が低下している可能性 ※AILS(認知機能低下)については49歳以下の方は選択できません。 |
50歳〜100歳※ |
・脳卒中の方、心筋梗塞の方、糖尿病の方、認知症の方、軽度認知障害の方(いずれも医療機関で診断を受けた方、あるいは治療中の方)の場合、その疾病・所見に関するAILS値や生活習慣改善タイプは出力されますが、いずれも評価対象外となります。
・この検査には健康保険は適用されません。検査の費用については受診される医療機関におたずねください。
予約と費用について
予約
『アミノインデックス』は健康診断や人間ドックの各コースのオプション及び単独でのご受診が可能です。
健康診断のオプションとしてご希望の方は、前日までご連絡ください。当日の追加ですと検査ができない場合もございます。
前日までにお電話でご予約ください。
また、アミノインデックス検査は保険適応外であり自費診療(全額自己負担)になりますのでご了承ください。
検査費用
男性AIRS(5種) 27,500円(税込)
女性AIRS(6種) 27,500円(税込)
検査結果
2週間後
検査前の注意点
食事
検査前の8時間は水以外は摂取不可
検査前の8時間は、水以外(食事、サプリメント等)は摂らないで、午前中に採血してください。検査前日の夕食も、肉、魚などの高たんぱく質の食事は摂りすぎないようにしてください。
運動
当日朝は不可
正しい検査結果を得るために、検査当日朝の運動はお控えください。
お薬
事前に相談をしてください。
薬剤の検査への影響に関してはわかっておりません。検査当日のお薬の服用方法については、事前に主治医または健診施設にご相談の上、その指示に従ってください。
<AIRSⓇを受けられない方>
検査結果に影響がありますので、検査を受けていただくことはできません。また、AILS(認知機能低下)については49歳以下の方は選択できません。
- 妊娠されている方
- 授乳中の方
- がん患者(治療中を含む)の方
- 先天性代謝異常の方
- 透析患者の方
検査結果サンプル
検査結果、それぞれのがん種ごとにがんに罹患している可能性を0.0~10.0の数値とA,B,Cの3段階のランクで表示されます。大まかに下記のように分類しますが、検査結果の内容を患者さまご自身で判断・理解するのは難しいので診察にて医師が詳しく説明します。
AIRSはがんであるかを確定するものではありません。
また、AIRSは採血時のがんであるリスクを評価するもので、生涯に渡ってのリスクを評価するものではありませんので、定期的に検査することが大切です。
AICSⓇの評価ランク分類について
AICSⓇは、それぞれのがんについて、現在がんである可能性を、0.0~10.0の数値で報告いたします。数値が高いほど、現在がんである可能性が高くなります。現在がんである可能性を判断する目安として、評価結果を「ランクA」「ランクB」「ランクC」の3つに分類しています。AICSⓇでは、「ランクA」→「ランクB」→「ランクC」の順番で現在がんである可能性が高くなります。
ランク分類 | ランクA | ランクB | ランクC |
---|---|---|---|
AIRS値 | 0.0~4.9 | 5.0~7.9 | 8.0~10.0 |
各ランクでのがんである可能性【倍率】
ランク分類 | 罹患率 | ランクA | ランクB | ランクC |
AICS値 | 0.0~4.9 | 5,0~7,9 | 8.0~10.0 | |
胃がん | 0.1036% | 1/3,088【0.3倍】 | 1/603【1.6倍】 | 1/95【10.2倍】 |
肺がん | 0.0887% | 1/3,342【0.3倍】 | 1/604【1.9倍】 | 1/125【9.0倍】 |
大腸がん | 0.1325% | 1/1,510【0.5倍】 | 1/596【1.3倍】 | 1/92【8.2倍】 |
膵臓がん | 0.0273% | 1/12,744【0.3倍】 | 1/2.893【1.3倍】 | 1/316【11.6倍】 |
前立腺がん | 0.1179% | 1/1,885【0.5倍】 | 1/398【2.1倍】 | 1/113【6.4倍】 |
乳がん | 0.1264% | 1/1,194【0.7倍】 | 1/440【1.8倍】 | 1/198【4.0倍】 |
子宮がん 卵巣がん |
0.0858% | 1/4,660【0.3倍】 | 1/794【1.5倍】 | 1/100【11.6倍】 |
【 】内は各種がんの罹患率*を1とした場合の、がんである倍率を示しています。
*罹患率は、2012年の全国年齢階級別推定罹患率(出典:国立がん研究センターがん情報サービス:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2012年))に基づき、%表記に換算しています。
現在がんである可能性を判断する目安として、「ランクA」、「ランクB」、「ランクC」の3つのランクに分類しています。
なお、この検査は、現在がんである可能性を評価する検査で、がんであるか否かを判断するものではありません。
「ランクA」でもがんでないとは言い切れません。「ランクB」や「ランクC」であっても必ずがんであるということではありません。