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品川駅港南口 徒歩5分 / 品川インターシティB棟 2階

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胃カメラ(上部内視鏡)検査

上部内視鏡(胃カメラ)検査について

LED光源システムと高解像度CMOSセンサーを採用し鮮明なハイビジョン高画質を抽出します。粘膜表層の毛細血管や粘膜微小模様を鮮明に表示することで胃がんや疾患の発見となる内視鏡検査を支援します。
先端部径:は5.8mm細くて柔らかいのスコープが特徴で受診者様の負担が少なくなり、苦痛の少ない内視鏡検査が提供しております。
人間工学に基づいた直感的な操作の向上も手技のスムーズがアップしております。
鼻あるいは口からスコープを入れて、食道・胃・十二指腸の中を直接に観察する検査です。
異常が疑われた場合には粘膜の一部を採取し組織検査も同時に行います。

見つかる可能性のある疾患、病気

  • 胃がん
  • 食道がん
  • バレット食道腺がん
  • 胃潰瘍、胃炎
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃・食道粘膜下腫瘍
  • 逆流性食道炎
  • ヘリコバクターピロリ感染
  • 胃アニサキス症
  • 食道裂孔ヘルニア
  • ポリープ

当院の胃カメラ検査の特徴

皆さん緊張や痛みをご心配されると思いますが、不快感を最小に抑えて受けられる内視鏡検査を行っています。
経験豊富な熟練した消化器内視鏡専門医による苦痛を最大限に軽減することを心がけながら、安心して検査を受けていただければと思います。
また最新鋭の高性能な内視鏡スコープとシステムを導入しておりますので、観察精度を高めてより早期の発見につながります。
当院では上部胃カメラに限り、医師が気になる病変を採取し病理検査を行っております。

胃カメラ検査の受付方法

当院の健康診断で胃カメラをご希望の方はお電話にて事前予約の際に胃カメラ希望とお伝えください。
毎週水曜と木曜の午前中のみとなりますので空き状況をお電話にて確認いただきご予約ください。
※心臓、腎臓、肺などに疾患がある方、血液をサラサラにするお薬を服用している方、妊娠中の方は胃カメラを受診できないことがございます。

コラム:口と鼻のどっちがいい?

胃カメラを受けるのに経口と経鼻のどっちが楽と決まっているわけではなく、個人差やその日の体調にもよります。あくまでも傾向としてどちらが自分に合っているのか以下の3パターンを参考にしてください。
検査にあたり内視鏡を挿入しやすくするため、麻酔用ゼリーやスプレーを使用し、喉・鼻に表面麻酔をかけて検査を行いますのであまり苦痛を感じません。どうしても検査に不安な方は浅い鎮静剤※を行います。
スコープを挿入している検査時間は概ね5分から10分くらいです。

当院の胃カメラ(内視鏡)の方法

手法 メリット デメリット こんな方におすすめ
経鼻 部分麻酔のみ ・オエッと嘔吐反射になりにくい
・検査中に会話が少しできる
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
・鼻の痛みや不快感を感じる
・まれに鼻出血がある
・鼻が狭い場合は経口に変更になる
・画像を見ながら説明も聞きたい人
・オエッと嘔吐反射になりたくない人
・検査後すぐに回復したい人
経口 部分麻酔のみ ・鼻の痛みや不快感がない
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
・オエッと嘔吐反射しやすい
・血圧脈拍が上がりやすい
・検査中に会話できない
・鼻道が狭く通りにくい人
・オエッと嘔吐反射になりにくい人
・検査後すぐに回復したい人
経口 部分麻酔と浅い鎮静剤あり※ ・ぼーっとしている間に終わる
・オエッと嘔吐反射になりにくい
・検査後に安静が必要
・車や自転車の運転はできない
・検査自体に不安がある人
・検査中の画像は見たくない人
・検査が辛いので楽になりたい人
・オエッと嘔吐反射になりやすい人

内視鏡スコープは富士フィルム社製 しなやかな極細経の先端部径: 5.8mmを使用しております。
※当院で使用する鎮静剤の効果は、個人差もありますが、比較的緩やかなもので体感的には「ボーっと」する程度になります。
検査終了まで意識がなくなるような強い麻酔ではありません。どうぞご了承ください。

コラム:フタッフ胃カメラ体験記
もあわせて是非お読みください!


胃カメラを受けるのに経口と経鼻のどっちが楽と決まっているわけではなく、個人差やその日の体調にもよります。あくまでも傾向としてどちらが自分に合っているのか以下の3パターンを参考にしてください。
検査にあたり内視鏡を挿入しやすくするため、麻酔用ゼリーやスプレーを使用し、喉・鼻に表面麻酔をかけて検査を行いますのであまり苦痛を感じません。どうしても検査に不安な方は浅い鎮静剤※を行います。
スコープを挿入している検査時間は概ね5分から10分くらいです。

当院の胃カメラ(内視鏡)の方法

手法① 経鼻 鎮静剤なし
メリット ・オエッと嘔吐反射になりにくい
・検査中に会話が少しできる
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
デメリット ・鼻の痛みや不快感を感じる
・まれに鼻出血がある
・鼻が狭い場合は経口に変更になる
こんな方におすすめ ・画像を見ながら説明も聞きたい人
・オエッと嘔吐反射になりたくない人
・検査後すぐに回復したい人
手法② 経口 鎮静剤なし
メリット ・鼻の痛みや不快感がない
・検査中の画面が見られる
・検査後の安静が要らない
デメリット ・オエッと嘔吐反射しやすい
・血圧脈拍が上がりやすい
・検査中に会話できない
こんな方におすすめ ・鼻道が狭く通りにくい人
・オエッと嘔吐反射になりにくい人
・検査後すぐに回復したい人
手法③ 経口 浅い鎮静剤あり※
メリット ・ぼーっとしている間に終わる
・オエッと咽頭反射になりにくい
デメリット ・検査後に安静が必要
・車や自転車の運転はできない
こんな方におすすめ ・検査自体に不安がある人
・検査中の画像は見たくない人
・検査が辛いので楽になりたい人
・オエッと咽頭反射になりやすい人

内視鏡スコープは富士フィルム社製 しなやかな極細経の先端部径: 5.8mmを使用しております。
※当院で使用する鎮静剤の効果は、個人差もありますが、比較的緩やかなもので体感的には「ボーっと」する程度になります。
検査終了まで意識がなくなるような強い麻酔ではありません。どうぞご了承ください。

コラム:私の胃カメラ体験談

私の胃カメラ体験談

胃カメラが初めての方や慣れない方へ少しでも参考になればと思います。
かれこれ胃カメラでの検査を幾度経験したのだろうか。
毎年の健康診断はバリウムではなく胃カメラ検査で慣れているはずですが、それでも検査前はなんとも言えないドキドキ感はあります。

さて40半ばで人生初の胃カメラの経験を思い出しますと、最初は冷静を装っていても心は緊張しまくりだったのを覚えています。
不安いっぱいのまま前日から食事制限をして、、

当日の検査を迎えました。

胃カメラ専用の部屋に連れて行かれ、看護師の方から事前説明と軽い麻酔など言われるがまま流れ作業のように始まりました。
いよいよ先生が入ってこられ、内視鏡の長いスコープを両手に取り出し、鼻からでお願いしていたので「右か左かどちらがいいですか?」と聞かれ、なんとなくその日の鼻の通りが良さそうな「では右で」とお答えして先端が入り始めました。

ところが、

鼻は自分でも狭い方だからと心配していたのですが、途中でどうやらちょっと突っかかりだした様子で、
無理に突っ込むと鼻血が出てしまうだろうからと、「左も試しますね」と入れ替えてみたら、以外にすんなりと。
自分が思っている鼻通りとは違い、鼻道の形やその日の鼻の調子など入れてみないとわからないのは確かですね。

鼻を抜けて声帯当たりの食道の入口が難関のようで、そこを抜ければあの長い内視鏡のスコープを蛇使いのようにどんどん入っていき、
時々ピーっとカメラ撮影の音がしながらも検査は進んでいきます。

自分の内臓をカメラで見れるなんて!

こんな貴重な体験はないと、目の前のモニターを凝視しながら食い入るように見てました。
きっと怖くて気持ち悪いから見たくもないって人も当然いるとは思いますが、涙が勝手に流れ、唾も飲みこまないように言われていたのでダラダラ流しながら、見たことのない世界を感激してみていましたね。ちょっと辛いなあと感じてきても看護師さんが背中をさすってくれたので少し落ち着けたのはとても助かりました。

そして胃に到達した模様、空気を送り込んで縮んでいる胃を膨らますようにお腹も心なしか膨らんでいるような感覚、
あら、何か丸いものがある、、、例のポリープだ!!

事前にバリウム検査の時にポリープがあり要検査と言われていたのでコレ!だとリアルに見えました。
映像で見る限り大きそうに感じたのですが、実際は5mm未満だと。

胃を越えて十二指腸へ

また胃に戻りながら、だんだん戻って来るように終盤へ
入り始めてから実質5分くらいだったか、でも感覚では10分くらいかかったような気持ちでしたね。
抜いていく作業は比較的早く、スルッと抜けていきあらもう検査終了なんだと一安心したのを覚えています。

先生から所見でいろいろ言われたのですが、特に「夜食とか食べたらすぐに横になったりはしてませんか?」
最近、胃の調子が良くないのは感じていたのですが、逆流性食道炎だと、ほかにもいろいろ、、、

後で検査結果が届き、「逆流性食道炎」「食道裂孔ヘルニア」「表層性胃炎」「びらん性胃炎」こんなにあるのかあ、、、
「胃底腺ポリープ」は良性といえど経過観察とのこと。

診断は問題個所のオンパレード!

「軽度の異常を認めますが、日常生活には支障ありません。」と記載されているのが唯一の救いかと。
不摂生のないよう食生活にはほんと気を付けようと思いました。

受診時のコツ!!(あくまでも個人的な見解ですが)

①個人差はありますが、緊張や力みはオエーっとより嘔吐反射しやすくなる傾向があります。
一切力まずして完全脱力で、なすがままされるがままになるのが良いと思います。

②目を閉じるよりも目を開いて映像を見た方が意識が映像に向くので結果的に楽になりやすい。

③あごを引いてしまうと軌道が狭くなりスコープの通りが悪くなるので、できるだけあごを下げないよう視線は映像を見る姿勢が良いかと思います。

④唾は飲み込まないで恥ずかしがらずとにかく垂れ流すことですね。

コラム:胃カメラと胃バリウムのちがい

上部消化管内視鏡(胃カメラ)と上部消化管X線(バリウム)のちがい

胃がん検診として推奨されている検査方法は上部消化管内視鏡(胃カメラ)と上部消化管X線(バリウム)の2つの検査方法が推奨されています。
(「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン2014年度版」(国立がんセンター)による)

上部消化管内視鏡(胃カメラ)と上部消化管X線(バリウム)、どちらを受ければよいのか、それぞれの検査の長所、短所を理解して選択しましょう。

出典:http://canscreen.ncc.go.jp/guideline/igan.html

胃カメラと胃バリウム検査

  上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査 上部消化管X線(バリウム)検査
長所
  • 咽頭、食道、胃、十二指腸の観察が可能
  • 粘膜表面の色調や凹凸などの変化を観察できる
  • 必要に応じて生検(組織検査)を行い、癌などの診断をつけることができる
  • バリウムではわからない逆流性食道炎の有無が判断できる
  • 胃全体の形がわかる
  • 胃下垂や胃の伸びやすさがわかる
  • 食道や胃の動き、食べ物の通る様子がわかる
  • 検査直後から食事ができる
短所
  • 前処置の咽頭麻酔によるショック
  • 穿孔(せんこう)、出血などの偶発症
  • オエッという咽頭反射
  • 検査中の腹部膨満感
  • 咽頭麻酔の効果がなくなるまで飲食ができない(約30分)
  • 誤嚥(ごえん)、排便遅延、穿孔(せんこう)、バリウムアレルギーなどの偶発症
  • 放射線被曝がある
  • 異常があった場合は改めて内視鏡検査を受ける必要がある
  • 食道や食道胃接合部などの観察しにくい場所では、病変がわかりにくい

一般的な集団健診では多くの受診者を低コストで検査できる上部消化管X線(バリウム)が主流ですが、個人でドックを申し込む方や検査を選択できる方は、より詳細な観察・診断が可能な上部消化管内視鏡(胃カメラ)を受けることをお勧めします。年齢やがんリスクの高低によって検査間隔を調節して受けるのもいいです。

胃が痛い、胸やけがする、おなかが張るなど何らかの腹部症状がある方は、まず内科または消化器科の外来を受診しましょう。医師の診察で上部消化管内視鏡(胃カメラ)が必要と判断された方は保険を適応して検査を受けられます。

便秘の方は、検査後のバリウム排泄に時間がかかり、腹痛や肛門痛、下血等を起こしますので胃内視鏡検査をおすすめします。

検査が苦手、不安、反射がつらいという方は、苦痛を軽減するような注射薬や経鼻内視鏡を準備しておりますので、ご安心ください。

胃ABC検診

「胃検査はしたいけど、バリウムも内視鏡もちょっと・・」と思っている方には、血液検査で胃がんになりやすいかどうかを調べる簡易検査があります。胃がん研究によると、胃がんのほとんどが、ピロリ菌とピロリ菌によって荒らされた胃粘膜(萎縮粘膜)に発生することがわかっています。胃・十二指腸潰瘍の主な原因と考えられているヘリコバクター・ピロリ菌の抗体価検査と胃粘膜萎縮(老化)マーカーのペプシノゲン検査とを組み合わせて、胃粘膜の状態を簡便に評価し、胃がんリスクをABCの3群に分類します。

「ABC検診」はあくまでも胃粘膜の萎縮の有無、ピロリ菌感染の有無=胃がんのリスクが高いかどうかを調べる検査であり、胃がんそのものを見つける検査ではありません。 胃がん発見には胃内視鏡検査による検査が必要です。

コラム:苦痛の少ない胃内視鏡

内視鏡(経口・経鼻)のご案内

人間ドック・健康診断の上部消化管内視鏡(胃カメラ)の際に細いタイプの経鼻内視鏡を導入しております。

胃部内視鏡検査 経口と経鼻

内視鏡スコープについて

内視鏡スコープは先端が5.8mmと非常に細いため鼻から入れることができます。鼻から入れるとスコープの先端が舌の奥を押さないで入っていくので、吐反射が抑えられ最も苦痛の少ない検査方法です。

富士フイルム社製の最新鋭の経鼻用スコープはその細い径にもかかわらず、視野が広く明るく、非常に画像がきれいです。精度の高い検査を苦痛が少なく受けることが可能となり、多くの方におすすめできます。

鼻が狭くてスコープが通らない方は、そのまま口からの挿入に切り替えます。

またいくら経鼻内視鏡でも喉や鼻が敏感な方は苦痛がある場合も少なくありません。その場合には鎮静剤の使用をおすすめします。

苦痛の少ない内視鏡

軽度の鎮静剤を使うことで下記の不快感を取り除き、胃内視鏡検査を受けることに対しての抵抗を和らげることができます。

1)スコープがのどを超えるときの不快感(イメージするとこれが一番きついかもしれません)
2)喉にスコープが触れている何とも言えない気持ち悪い機械的圧迫感
3)観察時に胃の中が空気でパンパンになる苦しさなど

鎮痛剤を使用する際の注意事項

検査後、10~30分程度休息していただきます。鎮静剤からしっかりと目を覚ますため必要な時間です。

検査当日はわずかですが鎮静剤の影響が残るため、自動車やバイク、自転車の運転ができません。

鎮痛剤処置をご希望の方は予約時にお申込みください。(別途加算2,200円)

胃カメラ検査は健康診断のオプションとして、胃部レントゲン検査の代わりや精密検査としてお受けいただけます。

胃カメラ検査は実施している曜日が限られております。ご希望の方はお早めにご予約ください。