コレステロールや中性脂肪が高いと言われたら
2022/09/20
健康診断健康的な食事と適度な運動を心がけましょう
コレステロールや中性脂肪が高い状態が続くと動脈硬化が進行し、いずれは心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞を起こしやすくなります。コレステロールには、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあります。善玉(HDL)コレステロールは血管壁から余分なコレステロールを取り除き肝臓に戻して動脈硬化を防ぐ働きをしています。悪玉(LDL)コレステロールが増えると血管壁に余分なコレステロールがたまり、動脈硬化を引き起こします。
肥満気味の人は、標準体重を目標に減量を心がけましょう。肉の脂身や生クリームなど動物性脂肪を多く含む食品、卵類やレバー(内臓類)はコレステロールを上げるので控えめに。食物繊維は、腸でコレステロールが吸収されるのを防ぐ働きがあります。野菜類・海藻類・豆類など食物繊維を多く含む食品を、上手にできるだけ取るようにしましょう。
食生活改善例
- コレステロールの多い食品を控える
- 動物性脂肪を控え、植物性脂肪や魚の脂肪(サバ、アジ、イワシなどの青魚)をとる
- 余分なコレステロールを排出する食物繊維を多くとる
- 天ぷらやフライなどの揚げ物は控える
- 肉類中心の食事から魚介類・野菜中心の食事に切り替える
- アルコールの多飲は控える
- 外食はできるだけ避け、外食するときは品目の多い定食類を選ぶ
- 腹八分目を心がけ、標準体重を維持する
- 脂肪の分解を活発にする有酸素運動を週3回は行う
食生活改善:運動偏
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